mitsuのさぼり時間

どもども。仕事の合間にブログ書いています。

【漫画レビュー】ブルーロック

(引用:ブルーロック 1巻)

どもども

 

mitsuです。

 

今日は異常に寒いですね。。。耳が痛い。。

 

今日は漫画「ブルーロック」について書いていきます。

 

前回の「GIANT KILLING」に続き、連続のサッカー漫画投稿になります。

 

 

漫画「ブルーロック」について

原作:金城宗幸 先生、作画:ノ村優介 先生による作品で、「週刊少年マガジン」にて連載中です 。既刊31巻です。

2021年に第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞しております!!

あと、アニメ・映画化もしており、現在ちょうどアニメ2期が放送中ですね。

 

サッカー日本代表が世界一になるためには、究極のストライカーが必要ということから、世界最強のストライカーを生み出すためのプロジェクトが舞台の漫画です。

 

日本でよく重要視されたチームワークではなく、「自分がゴールを決めれればチームは負けていい」という「エゴ」を重視したすごく斬新なテーマで、

設定もそうですが、選手のプレーもかなり非現実的なものが多く、キャプテン翼を彷彿させますが、絵が抜群に綺麗です!!

 

最近のサッカー漫画では最も人気な漫画ではないでしょうか!

 

 

「ブルーロック」の物語

サッカー日本代表が世界の強豪国に勝てない要因として挙げられ「ストライカー不足」。これを打破するために発足された「ブルーロック(青い監獄)」プロジェクトから物語は始まります。

このプロジェクトは、全国から選ばれた高校生のサッカープレーヤー(フォワード)が集め、競争をさせ、最終的に「究極のストライカー」を探すプロジェクトになります。

主人公の潔世一(いさぎ よいち)は、自分より他者・チームワークを優先してしまう自身に悩む普通の高校生。

しかし、ブルーロックでの過酷なトレーニングやライバルたちとの戦いを通じて、

自分自身の「エゴ」に目覚め、自身の強み・武器を見つけストライカーに成長していきます。

 

 

「ブルーロック」を読んでみた感想

この漫画、サッカー漫画としては異色すぎます!!

 

日本って「One for All, All for One」精神を大切にするじゃないですか。

だから「サッカー=チームスポーツ」という概念が根付いていると思うのですが、

この漫画でその精神論・概念が吹っ飛びます!!

 

個人のエゴを追求するというテーマが読み手にとっては新鮮かつ刺激的で見入ってしまいます!

 

たしかに欧州のプロサッカーリーグでは選手が「エゴ」を全面に押し出しすのは当たり前。。

日本のサッカーはここ近年かなり強くなってきた一方、相変わらずストライカー不足は否めない。

 

もしかしたらこの漫画を読んだサッカー少年たちの中から将来究極のストライカーがでてくるかもしれないですね!

 

僕が読んでみて感じたブルーロックの魅力は以下です!

 

① 「エゴ」をテーマにした切り口と個性的なキャラ

この記事でも何度がでているように、この漫画は「エゴ(自分主義)」をテーマにしており、従来のチームプレー重視のサッカー漫画とは異なります。

個々のエゴや自己中心的なプレーが求められる点がユニークで、同じチームどうしでもボールの取り合い、ゴールの取り合いをするシーンがあり、

その分各キャラクターの個性が爆発しています笑


② ランキング形式や、ミッションよるバトル要素

スポーツ漫画というよりは、バトル漫画に近い設定です!

ブルーロック内の競争は基本ランキング形式で、第1部では各々の能力や成績に見合い1~300位のランキングがつけられます。(第2部でも違った要素でランキングがつけられます)

また、適宜ミッションがあり、例えば「3対3のミニゲームで勝者は敗者から1人メンバーを奪える」などの試験があり、「5人まで集まったチームは合格・1人になったら脱落」といったバトル要素もあります。

また、ブルーロックでの「脱落=プロへの道が閉ざされる」というルールがあり、

各キャラクターが常に「ここで負けたらサッカー人生終わり」という窮地にたっている心理描写が引き込まれます。

 

③ 心理戦の描写がすごい!

試合シーンの心理描写が事細かくすごいです!

例えば、自分を活かすためのポジショニングや、相手の裏をかく動き・コンビネーション等、サッカーの試合中の思考や駆け引きが細かに描いてあります。

キャラクター皆が一瞬一瞬の中でえぐいくらい思考してるので、たまに僕は「これは無理だろ!!」ってなり笑ってしまいます。笑

 

④ 成長の過程が熱い!

これは特に主人公なのですが、他選手たちはみなスピードやドリブル、パワーといったわかりやすい特性があるのに、主人公はまさに凡人。まったくといって特性がないのです。

物語が進むにつれて、自身の強み(視野・空間把握能力や適応能力)を見つけ極めることにより、どんどん他キャラクターに追いつき追い越していく姿は、まさに王道!!

読んでいてめちゃくちゃ燃えます!!

主人公だけでなく他ライバルたちも同様に成長仮定が描かれるので、そこにも注目です!

 

⑤ 絵がとにかく綺麗!!

最初に言った通り、本当絵が上手なんです!!この漫画はかなりのトンでもプレーが出てくるのですが、それらの絵がかっこいい!!

本当にバトル・アクション漫画みたいな絵で、よんでて毎回引き込まれます!!

 

 

結論!

ブルーロックは設定・ストーリー展開・キャラ・絵などのいろんな要素を踏まえ、
めちゃくちゃ熱いです!!

スポーツ漫画というより、バトル・アクション漫画を読んでいる感覚で、毎回ドキドキします!

サッカーに詳しくない人でも十分に楽しめる内容で、是非是非よんでみてください!

 

ではでは。